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お祭りとは
神様を喜ばせるための儀式

神社とは、神様をお招きし、その場所にお鎮まりいただいた神様へのご奉仕をする場所であり、この神様へのご奉仕こそが「お祭り」です。
祭礼は、神々や自然の力に対する感謝の気持を表し、豊作や安全、繁栄を祈願するための儀式です。

祭事

慶徳稲荷神社の祭事

当神社の祭事は、国の無形民俗文化財に指定されている「御田植祭」、伏見稲荷の御祭神が稲荷山に降り立った日を記念して行う「初午祭」、農耕神事である「抜穂祭」です。

二月
初午祭
七月
御田植祭
十月
抜穂祭
十一月
新嘗祭

例大祭(御田植祭)

御田植祭の神事は、当神社最大の祭典行事で、七月半夏生に行われる「神輿」には数々の具奉が従い町内を一巡し、御正田の神事が行われ、五穀の豊作を祈念されます。
御田植祭の歴史も古く、五百年程前に作られたと伝えられています。
明暦三年(三百二十七年前)の頃より御田植祭は一時期すたれましたが天保五年(百五十年前)再興するに際し、元の御田植歌を会津藩の大学者であり歌人でもある沢田名垂が補作し、同藩士で雅楽にも長じていた浦上秋琴が「越天楽調」に作曲し、今日まで歌い継がれてきました。 半夏生の期間(七月第一日曜日と前日の土曜日の二日間)に、この祭事を実施しています。

祭事
大正時代の御田植祭

初午祭

伏見稲荷の御祭神が稲荷山に降り立った日を記念して行われる祭事です。五穀豊穣や家内安全を祈願し、全国各地の稲荷神社で執り行われています。当神社の初午祭は、二月に実施いたします。

抜穂祭

たわわに実った稲穂を刈り取り、その年の豊作に感謝する農耕神事です。当神社では、毎年十月に執り行っています。

新嘗祭

天皇陛下が新穀を天神地祇に供えて感謝をし、それらを自らが食する儀式を新嘗祭と呼びます。当神社でも、十一月にこの祭事を実施しています。